Skill No.108Address
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親分関係MX SRWMX Neo

+第9話・狙われたラ・ムーの星+

青文字部分はまだ名前表記が「???」のもので、 判別し易い様に名前付きにしてあります。
<戦闘前イベント>
ミタール
「…そうか。AI1の学習は順調に進んでいるようだな」
エルデ
「はい。あと少しでレベル3へ移行できると思います」
ミタール
「あの二人はどうだ?」
エルデ
「徐々にガルムレイドを乗りこなしつつあるようです」
「ただ…」
ミタール
「何かね?」
エルデ
「ヒューゴ・メディオが彼の正体を知れば、今まで以上にあなたへ疑いの目を向けると思われますが」
ミタール
「心配はいらん。ヒューゴ・メディオが私の事をどう思おうと…」
「彼は私に従うしかない。…例の薬を手に入れるためにはな」
エルデ
「レポートに目を通しましたが、あの薬の服用は危険なのでは?」
ミタール
「承知の上だよ。それに、彼はあれなしでは生きていけん。そういう身体なのだ」
エルデ
「………」
ミタール
「それより、君はいいのかね? アクア・ケントルムに正体を知られても…」
エルデ
「しばらくは伏せるつもりですが、彼女は感情のコントロールが不得手な所が欠点の一つ…」
「タイミング次第では、我々にとって有利な情況を導けますわ」
ミタール
「なるほど…いざという時に彼女の動揺を誘うわけか」
「相変わらず、君にとって他人とは利用価値があるかないか…そのいずれかしかないのだな」
エルデ
「それは博士もおなじでしょう」
ミタール
「フッ…確かにな」
エルデ
「それで、ツェントル・プロジェクトはどこまで進んでいるのです?」
ミタール
「予定よりいささか遅れているが…まもなく8号機と9号機のフレームが完成する。後は材料次第だな」
エルデ
「メディウス強奪に対する連邦軍の追及は?」
ミタール
「委員会の方から圧力をかけてもらっている。問題はない」
エルデ
「…わかりました」
ミタール
「最後に…何か要求はあるかね?」
エルデ
「私達は単機で行動しているため、AI1の学習対象が
 限定されています。それを何とかしたいのですが…」
ミタール
「連邦軍の中でもトップクラスの戦力を持つネェル・アーガマ隊では不服だというのかね?」
エルデ
「いえ…AI1には出来るだけ多くの教材を与えたいのです」
ミタール
「いいだろう…。1号機と2号機の改良型を手配する。あれなら軍も気付くまい」
エルデ
「ありがとうございます」
ミタール
「それと…ギガノス軍とのパイプを用意しておいた」
「必要とあれば、彼らの下へ行き…データの収集を行いたまえ」
エルデ
「わかりました。それでは…」