Skill No.108Address
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親分関係MX SRWMX Neo

+第3話・神人目覚める+

青文字部分はまだ名前表記が「???」のもので、 判別し易い様に名前付きにしてあります。
<後半戦:メディウス・ロクス出現>
アクア
「あ、あれはっ!」
ヒューゴ
「メディウスか!」
アルベロ
「…このポイントでいいのだな?」
エルデ
「はい」
アルベロ
「ここにはネェル・アーガマ隊もいる。結果的には一石二鳥か。戦闘はこちらに任せてもらうぞ」
エルデ
「……どうぞ、お好きに…」
アルベロ
「フン…心、ここにあらず、か?」
エルデ
「…AI1に見せておきたいのです。あのTOKYO JUPITERを…そして、中から現れるであろう者を」
アルベロ
「それが何であろうと、俺には興味がない」
「俺は、このメディウスが奴を…あの悪魔を超えさえすればいい」
エルデ
「それを成し遂げるために、ここへ来たのですわ」
ヒューゴ
「奴め…何故、こんな所へ!?」
アクア
「あの時、あのまま逃げたんじゃなかったの…!?」
アルベロ
「では、仕掛ける。戦闘データの収集を」
エルデ
「わかりました」
ヒューゴ
「ブライト隊長、メディウスのろ獲許可を下さい!」
ブライト
「了解した。ヒューゴ少尉以外の者は引き続き周辺の警戒を!」
<一定ターン経過>
(メディウスから紅い光が立ち上る)
ヒューゴ
「!!」
甲児
「あいつ、ダメージを回復しやがったぞ!」
アクア
「まさか、ラズムナニウムが!? でも、あの速度で修復するなんて…!」
ヒューゴ
「ああ、あり得ん…!」
アルベロ
「…予想外だな。どういうことだ?」
エルデ
「これがラズムナニウムの…いえ、AI1の力ですわ」
アルベロ
「何…?」
(奴がラズムナニウムの修復率を制御するというのか…?)
(メディウスのスペックノートにそんなことは書かれていなかったぞ)
エルデ
「…そう。AI1、見たいのね? よくてよ。あれは、あなたにとって素晴らしい『教材』だもの」
アルベロ
「む? 機体が動かん…! 何の真似だ?」
エルデ
「AI1が見ようとしているのです。 絶対障壁の中から出てくる物を…」
アルベロ
「そのために奴がメディウスのコントロールを奪ったと言うのか?」
エルデ
「…どうか、あの子の好きにさせてやって下さい」
アルベロ
「馬鹿を言うな。戦場で動けぬ者は、標的以外の何ものでもない」
「コントロールをすぐに戻せ。お前も、ここで死ぬつもりはあるまい?」
エルデ
「………」
(メディウス・ロクスがTOKYO JUPITERの方を向く)
弁慶
「何だぁ? あのロボット、TOKYO JUPITERの方を見てやがるぞ」
隼人
「…戦闘中によそ見するなんざ、随分と余裕があるじゃねえか」
デューク
「だが、様子が変だ…」
ルー
「変って、どういうこと?」
デューク
「あまりにも無防備すぎる…」
「まるであのロボット自身が、TOKYO JUPITERを見ているかのようだ」
ルー
「メディウス自身が…見る?」
エルデ
「この子に感情など必要ありませんわ」
アルベロ
「フン…まあいい。それより、奴らは追ってきているか?」
アクア
「ヒューゴ、今がチャンスよ!」
ヒューゴ
「う!?」
アクア
「ヒューゴ!?」
ヒューゴ
「ぐ、ううっ…!」
竜馬
「ヒューゴさん、どうしたんだ!?」
ヒューゴ
(馬鹿な…! まだ薬が切れる時間じゃないはずだ…!)
アクア
「ヒューゴ! どうしたの、ヒューゴ!?」
(通信音)
ブライト
「どうした!?」
トーレス
「TOKYO JUPITERの絶対障壁表面に高エネルギー反応!」
ブライト
「ドーレムか!? 全機、警戒せよ!!」
エルデ
(来たわ…!)
(ラーゼフォン出現)
ケーン
「な、何だ、あれ!?」
ビーチャ
「あいつがドーレムなのか!?」
プルツー
「人の姿をしている…!」
ミチル
「それよりも、あれはまるで…!」
(鳴き声を上げるラーゼフォン)
甲児
「!!」
ケーン
「あ、あのロボット、吠えやがったぞ!」
甲児
「に、似てるぜ…! どことなく、感じがあいつに…!」
竜馬
「あ、ああ…! 洸君のライディーンに…!」
(ラーゼフォン、戦域離脱)
タップ
「い、行っちまいやがったぜ!」
ライト
「何だったんだ、奴は…!?」
(A.R.I.E.L出現)

「待って、綾人君! 綾人!!」
(A.R.I.E.L、戦域離脱)
アルベロ
「…AI1はさっきの人型を見たがっていたのか?」
エルデ
「ええ」
アルベロ
「…あれは何なんだ?」
エルデ
「私にはわかりません」
アルベロ
「わからないだと?」
エルデ
「ええ。AI1はセンサーで量子凝縮反応を知り…ここへ来たいと言っただけですから」
アルベロ
(馬鹿な。戦闘データ以外の『知識』を欲したというのか?
 奴が…ただの機体制御用人工知能が……)
エルデ
「それよりも……目的は達成しました。この場からの離脱をお勧めします」
アルベロ
「………了解した」
(メディウス・ロクス撤退)
アクア
「メ、メディウスが!」
ジュドー
「逃げた!?」
アクア
「ヒューゴ!」
ヒューゴ
「も、もう大丈夫だ…。すまない…」
アクア
「すまないって、あなた…」
ヒューゴ
(…腕も足も動く。何とかなる…!)
アクア
「TEエンジンの出力は安定してる! メディウスを追いかけるわよ!」
ヒューゴ
「あ、ああ…!」