Skill No.108Address
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親分関係MXNeoDQ8 ワイルドアームズ5th
<ダイアナとの会話イベント、予定よりも早く戻って来たファリドゥーン>
ファリドゥーン
「ファリドゥーンです。」
ダイアナ
「少し待っていてくれる、ファリドゥーン?」
ファリドゥーン
「はい。」
ダイアナ
「ファリドゥーンが思ったよりも早く戻ってきてしまったわ。すぐに隠れて。
 あの子はとても良い子なんだけど、軍人としての誇りが高くて規律に厳しいの。
 ちょっぴり融通の利かない子なのよ。」
ディーン
「え…ッ!? か、隠れるってッ!?」
ダイアナ
「早くッ!」
(急いで隠れるディーン達)
ダイアナ
「おまたせ、ファリドゥーン。」
ファリドゥーン
「失礼します。」
ルシル
「それでは仕事に戻ります。」
ファリドゥーン
「ご苦労であった、ルシル。」
ルシル
「ありがとうございます、ファリドゥーン様。」
(退出するルシル)
ファリドゥーン
「お加減はいかがですか、ダイアナ様。」
ダイアナ
「まぁ、ファリドゥーン。ふたりでいるときくらい、おばあちゃんと呼んで欲しいものだわ。」
ファリドゥーン
「…いつも申しておりますが、こういったけじめはつけないといけません。」
ダイアナ
「フフ、わかっているわ。あなたのまじめさは誰よりも。
 そして、私の体をいつも気遣ってくれる優しさもね。
 ありがとう、ファリドゥーン。今日はまだ調子がいい方よ。」
ファリドゥーン
「そうですか…まだ予断は許されぬところですが、お加減よろしそうで、少しホッとしました。
 ですが、検査を兼ねて一度ロクス・ソルスに戻られ、体調を整え直していただければと思います。」
ダイアナ
「えぇ、わかっていますけど、私はなるべくここにいたいの。
 私たちの先祖がずっと夢に見ていた故郷と運命を共にしたいですからね。」
ファリドゥーン
「…ダイアナ様のお気持ちもわかりますが、
 私のように心配している者がいる事を考慮していただければと…
 ダイアナ様までいなくなってしまったら私はどうすれば…」
ダイアナ
「…ファリドゥーン。まだ、あのふたりのことを自分の責任だと思っているのね?」
ファリドゥーン
「………」
ダイアナ
「…わかったわ。他ならぬファリドゥーンの言うことですもの。
 それじゃあ一度、戻ることにしようかしら。
 それが故郷と少しでも長く共に過ごす方法ですものね。」
ファリドゥーン
「恐れ入ります、ダイアナ様。」
ダイアナ
「ファリドゥーン。その代わりヴォルスング様のこと、よろしくね。
 あの方は、ベルーニ族と人間の橋渡しができるお方なのですから。」
ファリドゥーン
「………
 それでは私はまた明日参りますので…」
チャック
「ふぁ…ファックションッ!!」
ファリドゥーン
「何者だッ!?」
ディーン
「やべッ! 見つかったッ!?」
(ダッシュで逃げ出すディーン達、それを追うファリドゥーン)
ファリドゥーン
「なんだ、貴様らはッ!? どうやってこの部屋に入ったッ!?」
ディーン
「どうやっても何も、玄関から歩いてココまで来たんだよッ!」
ファリドゥーン
「何ッ!? 警備兵はいったい何をしてるんだッ!?
 とにかくだッ! 隣の部屋にはダイアナ様が休まれている。
 ここで騒ぎは起こしたくないッ!
 お前達を侵入罪で捕まえるが、大人しく連行されれば命までは取らないッ!
 無駄な抵抗はするなッ!」
ディーン
「ココまで来てお前たちに捕まってたまるかッ!
 ジョニー・アップルシードに、もう少しで会えそうだってのにッ!」
ファリドゥーン
「何、ジョニー・アップルシードだとッ!?
 ――ッ!? そこにいるのはアヴリルではないかッ!?」
ディーン
「アヴリルを知ってるのかッ!?」
ファリドゥーン
「これはどういうことだ…?
 ジョニー・アップルシードと言うからには、記憶が戻ったということなのかッ!?」
ディーン
「お前になんか、教えるかッ! ルシルをさらっていったベルーニのくせにッ!」
ファリドゥーン
「ルシル…?
 そうか、どこかで見たことがあると思えば、以前、駅(ステーション)で会った人間達か。
 ――気が変わった。彼女を引き渡せ。さもなくば、お前達を全員殺すッ!」
(マスクをONにするファリドゥーン)
ディーン
「――ッ!! やるしかないのか…ッ!?」
チャック
「わあぁぁぁッ!!」
(振り返ると背後の隠し扉が開いていて、そこでチャックが転がっている)
レベッカ
「隠し扉(シークレットドア)ッ!?」
グレッグ
「ディーンッ!! 眼を閉じろッ!!」
(ファリドゥーンの方に向けて照明弾を投げるグレッグ)
ファリドゥーン
「――ッ!!!」
(光が収まった時には全員姿が消えている)
ファリドゥーン
「ク…ッ! 侵入者だッ! 緊急警備体制に移れッ!
 その中にアヴリル・ヴァン・フルールがいるッ! 絶対に逃がすなッ!!」