<ファーストステージ・綾波リリス覚醒>
(以前の会話省略)
キラ「シンジ君! シンジ君!!」
アスラン「…返事がない…」
ディアッカ「やっぱり、あいつもう…」
ムウ「縁起でもないこと言うんじゃねえ!!」
万丈「…行くぞ、みんな」
リュウセイ「って、まさか…!?」
アムロ「そうだ…。初号機を含むEVAシリーズを殲滅する」
トウマ「待てよ、大尉! シンジを見殺しにする気か!」
ゼンガー「落ち着け、トウマ!」
レーツェル「彼はEVAのコアでもある。
逆に言えば、彼をEVAから救い出せば事は収まる…!」
トウマ「…シンジ…」
ミナキ「EVAの内部解析を各機に転送します!」
ミサト「…みんなの推測通り、
この事態を止めるにはEVAシリーズを消滅させるしかないわ」
「たとえ、その結果、シンジ君の生命が失われることになっても…」
アスカ「ミサト…」
ミサト(世界とシンジ君…これもカルネアデスの舟板なのね…)
キラ「そんなことはさせません!
世界も終わらせないし、シンジ君も救ってみせます!」
カガリ「お前…」
甲児「キラの言う通りだぜ!
地球もシンジも俺達にとって掛け替えのないものにはかわりねえ!」
竜馬「どちらかを犠牲にしてどちらかを選ぶなんて出来ない…! ならば…」
洸「全力で戦うだけです! 大事なものを守るために!!」
ミサト「みんな…」
フォッカー「頼むぜ、葛城三佐。
指揮官のあんたが諦めちまったら話にならないからな」
ノリコ「ミサトさん! 言って下さい、本当の気持ちを!」
ミサト「………」
「最優先事項を変更!
各機はEVA初号機の動きを止め、シンジ君の救出を!」
ヒイロ「任務…了解」
リュウセイ「よっしゃぁ! 待ってろよ、シンジ!」
万丈「冬月副指令…これでよろしいですね?」
冬月「ここまで来れば私は傍観者に過ぎん。
事態の転移を見守るだけだ。…だが……」
「君達に期待させてもらう」
ミサト「はい!」
□Back□