＜戦闘前イベント・大空魔竜格納庫＞
ゼンガー「………」
「…………………」
(トウマがやって来る)
トウマ「精神統一か？」
ゼンガー「トウマか…」
トウマ「時間があるなら、組み手の相手をしてくれよ」
ゼンガー「………」
トウマ「…あんたとイルイって子の間に何があったかはレーツェルから聞いたよ」
ゼンガー「………」
トウマ「あの子を救えなかったことを今でも悔やんでいるのか？」
ゼンガー「かも知れん…」
トウマ「…！」
(トウマがゼンガーに蹴りを入れるが、紙一重でゼンガーがかわす)
ゼンガー「！」
トウマ「さすがだな。うわの空でも俺程度の蹴りならかわせるか」
ゼンガー「俺の心がここにあらずだと言うか…」
トウマ「ああ、そうだ。…起きたことを悔やんでいるなんてらしくないぜ」
「あの子を救えなかったのなら今度は全力で救えばいい…。
まだ戦いは終わっていないんだからな」
ゼンガー「…すまんな」
トウマ「簡単に謝らないでくれ。あんたは俺の目標なんだからさ…
ビッとしたところを見せてくれよ」
「悪を断つ剣らしくな」
ゼンガー「ああ…」
トウマ「言いたいことはそれだけだ。悪かったな…精神統一の邪魔をして」
(去って行くトウマ)
ゼンガー「………」
レーツェル「若いというのはいいものだな」
ゼンガー「ああ…。失敗しても、未来があることを信じることが出来る…」
レーツェル「老け込むのは、まだ早いぞ。
我々とて未来を信じているからこそ戦っているのだからな」
ゼンガー「もし、そこに待つのが絶望だとしたらどうする？」
レーツェル「その時は運命を相手に戦うまでだ」
「トウマなら、そう言うだろう」
ゼンガー「そうだな」
レーツェル「行こう、友よ…。イルイは君の助けを待っている…」
「彼女をしばる鎖を断つのは君の斬艦刀の役目だ」
ゼンガー「ああ…」
＜大空魔竜隊出現＞
(以前の会話省略)
シャピロ「これ以上、話をしても時間の無駄だ」
「貴様達の存在をこの宇宙から抹消することで神の力を見せてやろう」
レーツェル「大言壮語は結構だ。実力が備わっているならな」
リュウセイ「やれるもんならやってみやがれ！」
トウマ「俺達は、その神の力を否定してやる！ お前の敗北でな！」
ゼンガー「そして、返してもらうぞ、イルイを！」
沙羅「行くよ、シャピロ！」
忍「これがお前との最後の戦いだ！」
「やってやるぜっ！！」
＜デザイアHP0＞
忍「どうだ、シャピロ！」
沙羅「観念しな！ あんたの野望もここまでだよ！」
シャピロ「くっ…！」
忍「逃げる気か、シャピロ！」
(デザイア撤退)
アラン「追うんだ、藤原！ 奴をこのままにしておくのは危険だ！」
(ゼイ・ファー部隊出現)
サンシロー「足止め部隊かよ！」
鋼鉄ジーグ「行け、忍！ あいつらの相手は俺達がする！」
ゼンガー「俺達もすぐに行く！ イルイを頼むぞ！」
忍「おう！ 任せとけ！」
(シャピロの後を追うファイナルダンクーガ)
沙羅「シャピロ、逃がさないよ！」
＜戦闘終了後イベント・イカロス基地付近＞
ヴィレッタ「用意はいいか、リュウセイ」
リュウセイ「ああ、俺は問題ない。マイはどうだ？」
マイ「大丈夫だ…」
ブライト「地球へ帰還した際、大空魔竜は予定とは違う地点に出現した…」
サコン「これはおそらくイルイが我々を呼び寄せたためだと思われます」
大文字「つまり、ムゲ・ゾルバドスの宇宙へゲートの力で転移すれば…」
「イルイが我々を導いてくれるということか」
ヴィレッタ「あくまで推測の域を出ませんが、賭けてみるだけの価値はあるでしょう」
サコン「大空魔竜の調子はどうだ、ピート？」
ピート「ばっちりだ。お前が調整してくれたガイキングとの
新コンビネーションも成功させてみせる」
サンシロー「ああ…！ やろうぜ、ピート！」
忍「待ってろよ、ムゲ野郎…。
今度はこっちがてめえの家に乗り込んで暴れてやるぜ…！」
沙羅(シャピロ…。ムゲを倒せば、本当にあんたとはさよならだよ…)
(それまでは、あんたのこと…覚えておいてやるよ…)
亮(シャピロ・キーツ…あんたの気持ち、わからんでもなかったがな…)
(だが、力だけでは人の心はどうする事も出来ん…)
ゼンガー(待っていろ、イルイ…)
リュウセイ「行くぜっ！！」
マイ「…念動フィールド収束…。同時にサイコ・クラッチ…クロスゲートにアクセス…！」
「イルイ…聞こえているなら私達の念に応えてくれ…！」
(ゲートが発動する)
ミドリ「ゲートの発動を確認！」
大文字「各艦、ゲートへ！ 目標地点はムゲの宇宙だ！」
(ゲートへ飛び込むαナンバーズ)
忍「行くぜ、ムゲ野郎！」
「やってやるぜっ！！」
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