+地上ルート第46話…さらば父よ、戦士達の旅立ち+


<無敵要塞デモニカHP0>

地獄大元帥「馬鹿な! こ、このワシが再び敗れるというのか!」

竜馬「今度は三度目の正直だ! 地獄大元帥…いや、Dr.ヘル!」

忍「いい加減に諦めやがれ!
  てめえみたいな悪党にやられる俺達じゃねえんだよ!」

甲児「消えろ、Dr.ヘル!」

鉄也「二度と浮かび上がれない闇の中へ!」

地獄大元帥「うおおおおおっ! まだだ! まだワシは死ぬわけにはいかぬ!」

(無敵要塞デモニカが後退する)

地獄大元帥「待っておれ、αナンバーズ…!」
        「ワシにはまだ切り札がある! それがある限り、負けはせん!」

(無敵要塞デモニカ撤退)

さやか「切り札…?」

マイ「まさか!」

ゼンガー「間違いない! 奴はイルイの力を使うつもりだ!」

レーツェル「急ぐぞ、諸君! 残る竜魔帝王を倒して、地獄大元帥を追うんだ!」

竜魔帝王「俺を甘く見るなよ、αナンバーズ!!」

(竜魔帝王に熱血・必中・気迫・鉄壁が掛かる)

竜魔帝王「俺は地獄の帝王…この世界を破壊と暴力で支配する者だ!」

鋼鉄ジーグ「竜魔帝王! ならば、俺達は貴様を倒し、
        この大地に平和を取り戻してやる!」



<ゼンガー対竜魔帝王>

ゼンガー「一意専心…」
      「括目せよ! 貴様を冥府へと送る斬艦刀のきらめきを!!」



<戦闘終了後、地底空洞>

ミチル「これは…!?」

隼人「あちこちに残骸がちらばり、周辺の壁も崩れかけている…」

亮「どうやら、この前の戦いの後、この地を誰かが襲ったらしい…」

アラン「そして、残骸を見ればその者が誰かはすぐわかる…」

沙羅「ムゲ・ゾルバドス帝国…!」

忍「シャピロの野郎…!
  俺達が地底帝国と戦っている間に来てやがったのか…!」

ファン・リー「みんな! あれを見ろ!」

サンシロー「あれは!」

地獄大元帥「………」

甲児「地獄大元帥! やっぱり、生きていやがったか!」

鉄也「待て、甲児君! 奴は既に虫の息だ」

大文字「ピート君。大空魔竜を地獄大元帥に近づけてくれ。
     くれぐれも慎重にな」

ピート「了解です」

(地獄大元帥に接近する大空魔竜)

地獄大元帥「遅かったな…αナンバーズよ…」

甲児「地獄大元帥! イルイをどこにやりやがった!?」

地獄大元帥「知らんな…。ムゲのシャピロ・キーツが連れ去ったのだろう…」

ゼンガー「何だと!?」

地獄大元帥「あの男も終焉の予言を聞き、それを回避するために神子の力を
        使うつもりなのだろう」

サコン「終焉の予言とは何だ!?
     プロトカルチャーや帝国監察軍の言うアポカリュプシスのことなのか?」

地獄大元帥「フン…貴様らなどに教える義理などないわ…」

甲児「この野郎…最後の最後まで憎たらしい奴だ!」

地獄大元帥「だが、異星人に地球人の祖先が造り上げたシステム…
        ガンエデンを渡すのも腹立たしい…」
        「貴様らにはムゲ・ゾルバドス帝国の秘密基地の場所を教えてやる…」

鉄也「地獄大元帥…」

地獄大元帥「勘違いするな…。
        ワシはただこの星を愛し、他の誰にも渡したくないだけだ…」
        「奴らはアステロイドベルトのポイント1204にいる…」

忍「そこがムゲ野郎の本拠地か…!」

レーツェル「礼を言わせてもらおう、Dr.ヘル…」

地獄大元帥「そんなものは要らん…。
        ワシはこの地底帝国と共に朽ちていく身だ…」

甲児「Dr.ヘル…」

鉄也「もう二度と甦るなよ…」

地獄大元帥「兜甲児、剣鉄也よ…。先に地獄で待っているぞ…」

(地底空洞が揺れ始める)

ミドリ「大文字博士! この地底空洞は間もなく崩壊します!」

大文字「後退だ、ピート君」

ピート「了解!」

(撤退し出す大空魔竜)

地獄大元帥「………」

甲児「あばよ、Dr.ヘル…」

(大空魔竜撤退、崩壊を始める地底空洞)



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