+トウマ編第35話…闘志、誰がために+


<エスリム100機撃破>

トウマ「100!」

ミナキ「やった!!」

トウマ「まだだ、ミナキ!」

(ゴラー・ゴレム隊出現)

トウマ「増援か!」

スペクトラ「百刃衆がたった1機にしてやられるとはね」

キャリコ「連中は最下級モデルを再調整したもの…。
     司令も大して期待はしていないさ」

スペクトラ「ならば、バルシェムを束ねる身としては、使える所を
       見せておかなくてはならないわね」

ミナキ「トウマ…」

トウマ「心配するな、ミナキ! 戦っているのは俺だけじゃない!」

(Gガーディアンズを含めた味方増援出現)

鉄也「トウマ!」

トウマ「怒鳴られる前に謝る! すまなかった!!」

一矢「お前…」

トウマ「認める! 俺はバランの強さに怯えると同時に
    どこかで惹かれていた!」
    「だから、あいつを倒すことでそれに近付こうとした!」
    「だが、思い出したんだ…。
    俺の戦いは、俺のプライドのためにあるんじゃないってことを!」

鉄也「よし…行くぞ!」

トウマ「え…説教は…?」

一矢「お前のぶち当たった壁は強くなる過程で誰もが通る道だ」

亮「己のための暴、道のための武…。
  今、お前は再び道を歩み始めた」

凱「見せてもらうぜ、トウマ! お前の勇気…お前の闘志を!」

トウマ「おう!」

(Gガーディアンズが大雷凰へと近付く)

レーツェル「フ…赤子の目が開いたか。今日は君の誕生日だな」

トウマ「レーツェルさん…、ゼンガーさん…」

レーツェル「敬称は不要だ。
       君が真の強さに目覚めた今、我々は同志…共に戦う仲間だ」

ゼンガー「来い、トウマ! ダイ雷凰と共に!」

トウマ「おう!」

(Gガーディアンズが大雷凰と合流)

ゼンガー「見せてもらうぞ、大雷凰の力…そして、お前の闘志!」

トウマ「行くぞ! ゼンガー、レーツェル!!」
    「俺の闘志が外道を討つ!!」



<敵全滅後>

アムロ「片付いたか…」

ミサト「各機、速やかに撤収を。救助活動は連邦軍に任せます」

(去ろうとするダイゼンガーとアウセンザイター)

トウマ「行くのか…?」

レーツェル「ああ…。過去の怨念に縛られた少女を救い出すために…」
       「とりあえず手のかかる赤ん坊も一人歩きを始めたようだしな」

トウマ「厳しいねぇ…」

ゼンガー「もうお前には俺達の助けは必要ないだろう」

トウマ「…でも、ないかも知れないがな…」

ゼンガー「その時は俺達を呼ぶか?」

トウマ「いや…ギリギリまでやってみるさ…」
    「それが俺のやり方だからな」

ゼンガー「それでいい。…また会おう、トウマ」

トウマ「ああ…無事を祈ってるぜ、ゼンガー、レーツェル」

(ダイゼンガー&アウセンザイター撤退)

トウマ(ゼンガー・ゾンボルト…。
    俺は昨日まで、あんたの背中ばかりを見ていた…)
    (だが、今日からは違う…。俺は俺の脚で俺の道を歩く…)
    (さらば、幻の師…。さらば、あの夏の日の巨人…)
    (これからは俺自身が人々を守る鋼の巨人になるさ…)

ミナキ「トウマ…」

トウマ「この大雷凰とミナキと共に…」



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