<ヘルモーズ・エハッドHP0/ズフィルード・エヴェッド出現、ジュモーラ&ベミドバン出現>
ゼンガー「バラン・ドバン!」
リュウセイ「それにエツィーラか!」
バラン「………」
ゼンガー「バラン・ドバン。これがお前の望む戦いか…!」
バラン「黙れ!」
ゼンガー「ぬう!?」
バラン「ワシはバラン・ドバン!
陛下をお守りする近衛軍将軍にしてベミドバンを駆る者!」
「異星人風情にその名を呼ばれる覚えはないわ!」
ゼンガー「バラン・ドバン…!」
鋼鉄ジーグ「あいつ…やっぱり俺達の前に立ち塞がるのか!」
鉄也「奴はあくまで霊帝に反旗を翻したゴラー・ゴレムを
討とうとしただけに過ぎん…」
凱「つまり、ゼ・バルマリィ本星に向かおうとしている俺達は
奴にとって敵ということか!」
レーツェル「残念だが、この殺気…話し合いでどうにかなる状況ではなさそうだ…!」
ゼンガー「バラン・ドバン…。ついに、その真の力を見せるか!」
エペソ「エツィーラ殿、バラン様。助勢に感謝いたします」
エツィーラ「我らも陛下の臣下。ゼ・バルマリィに危機が迫れば
生命を捨てて戦う覚悟は出来ている」
バラン「行くぞ、異星人共! ここより先、陛下には一歩たりとも近づけさせんぞ!」
ゼンガー「ならば来い、バラン! 我が斬艦刀がお前の鉄球を砕き、
その狭い器量を打ち据えてやろう!」
<ゼンガー対バラン>
バラン「お主の刀と我が鉄球! どちらが上かいざ勝負!」
ゼンガー「今日までに交わした戦いすら忘れているとは…」
「この男の身に何があったというのだ…!?」
<ダイゼンガーでベミドバンに止めを刺した場合>
ゼンガー「勝負あった!」
バラン「ぐ…ぐおおっ!!」
(バランに根性が掛かる)
鋼鉄ジーグ「野郎! まだやる気かよ!」
凱「待て! 様子がおかしいぞ!」
命「苦しんでいる…?」
バラン「ぐおおおおっ!!」
「ワシは…ワシは……」
「バラン・ドバンだーっ!!」
(バランが正気に戻る)
バラン「αナンバーズ!? で、ここは…?」
エペソ「バラン様…」
バラン「エペソ…? これは一体…!?」
「ううむ…ワシは確かゼ・バルマリィ本星へ戻り、そこでシヴァーと…」
「駄目だ…。それ以上は思い出せん…!」
エペソ「バラン様…」
バラン「なんと…! ネビーイームが本星より動かされるとは…!?」
「エペソ! これはお主の判断か!?」
エペソ「いえ…シヴァー閣下のご命令によるものです」
バラン「シヴァーめ…!」
リュウセイ「どこへ行くんだよあんた!?」
バラン「今度こそシヴァーを問い詰め、陛下の前へ引っ立ててくれる!」
「αナンバーズよ…! お主らがここにいて、エペソと戦っているということは…」
「お主らは本星へ向かっているということなのだろう」
レーツェル「その通りだ」
バラン「…如何なる理由があろうとゼ・バルマリィ本星は陛下の治める言わば聖地…」
「異星人が侵入することはまかりならん!」
ゼンガー「バラン・ドバン…」
バラン「エペソ…。ワシは急用ゆえに失礼するが、後は頼むぞ!」
エペソ「心得ました」
バラン「αナンバーズよ…! このままお主らが進もうとするなら
その時はワシが相手になろう」
「忘れるな。ワシは陛下をお守りする近衛軍…その将軍のバラン・ドバンだ!」
(ベミドバン撤退)
リュウセイ「くそ…あいつも自分の星さえ無事なら、他の星は
どうでもいいと思ってるのかよ!」
ライ「仕方あるまい…。ゼ・バルマリィの人間にとってその考えは当然なのだから」
レーツェル「彼の信念を砕き、その志を曲げるには、それに勝る力が必要だろうな…」
ゼンガー「………」
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