<戦闘開始直後・初期敵出現>
エキドナ「……」
ウォーダン「……」
レフィーナ「あ、あの機体は!?」
ダイテツ「ノイエDCか!!」
テツヤ「リー! これはどういうことだ!?」
リー「見ての通りだ、テツヤ。私は連邦軍と決別した。
異星人共を殲滅させるためにな」
テツヤ「な、何だって!?」
ダイテツ「全艦、迎撃態勢! PT各機、緊急発進!!
(PT部隊出撃)
これより前はウォーダンが全く喋らないので省略。
リー「シャドウミラーこそ、私の理想の軍隊。兵士は己の任務に忠実であり、
命を捨てることも厭わない」
ウォーダン「……」
エキドナ「……」
ラミア「……」
リー「彼らでなければ、地球圏を防衛することが出来んのだ」
クスハ「だからと言って、戦争を継続させるなんて間違ってると思います!」
ブリット「そうだ! 俺達は戦争を続けるために戦っているんじゃない!」
「お前達のような連中からこの世界を……そこで生きる人達を
守るために戦っているんだ!!」
リー「フン、末端の兵士は己の任務のことだけを考えていればいい」
「そして、任務を確実に遂行する兵器であればいいのだ」
アラド「ふざけんな! おれ達は兵士であっても、兵器じゃねえ!
マシンじゃねえんだ!!」
ラミア「………」
アラド「ラミアさんだって、そうじゃないんスか!?」
ラミア「…………」
ヴィンデル「W17に問うても無駄だ。先程リー中佐が言った通り、
奴は任務に忠実な人形だからな」
アラド「え!?」
クスハ「に、人形だなんて……!」
ヴィンデル「……最後通告だ、ダイテツ・ミナセ中佐。
武装解除をしてもらう」
「さもなくば……死だ」
ダイテツ「……」
テツヤ「艦長……!」
ダイテツ「闘争が人類の発展を促す……確かに、あの男の言う通りだろう」
ヴィンデル「……」
ダイテツ「だが、戦いによって生まれるものと失われるもの……
それは等価値ではない!」
ラミア「……その通りだ」
(アンジュルグがツヴァイザーゲインの方へ接近する)
ヴィンデル「む……!?」
レモン「W17……あなた、何を?」
ラミア「ヴィンデル様、レモン様……」
(アンジュルグが二人の機体に取り付く)
ヴィンデル「貴様、何の真似だ!?」
ラミア「コードATA…ASH TO ASH、発動」
レモン「! あなた、まさか!?」
ラミア「我々はこの世界に来るべきではなかったのだ……」
「今ならわかる。あの時、我々を否定した彼らの気持ちが」
「この世界は、私のような作り物が介入できる所ではなかったのだ……!」
レモン「!」
ヴィンデル「ええい、所詮は人形! 貴様、狂っていたかッ!」
ラミア「学習したのだ……!」
ヴィンデル「W15、W16! アンジュルグを引きはがせ!」
エキドナ「はっ」
ウォーダン「させんぞ、W17ッ!」
ラミア「もう……遅い!」
レモン「何故……何故なの、W17!? 最高傑作のあなたが!?」
ラミア「……出来が良すぎたのかも知れんな……!」
レモン「やめなさい、W17ッ!!」
ヴィンデル「!!」
(大爆発するアンジュルグ)
リョウト「!!」
クスハ「ああっ!!」
エクセレン「ラ、ラミアちゃん!!」
ラーダ「そんな……!」
ヴィレッタ「自爆したのか……!」
アラド「う、嘘だろ……!? ラミアさん!!」
キョウスケ「……」
マイ(あ、あの人は……何故、あんなことを……)
エキドナ「ご無事ですか? ヴィンデル様、レモン様……!」
ヴィンデル「チ……! システムXNが損傷したか」
「戦闘も不可能……! おのれ、人形風情がよくも……!」
レモン「こっちも……駄目ね。システムXNのこともあるし、
ここは撤退すべきでしょう」
ヴィンデル「仕方あるまい……! リー中佐、ハッチを開けろ。帰還する」
リー「はっ」
ヴィンデル「W15、W16……後詰めは貴様らに任せるぞ」
ウォーダン「承知」
レモン「! あれは……!?」
ヴィンデル「レモン、何をやっている? 退くぞ!」
レモン「よし、回収……っと」
ヴィンデル「とんだ邪魔が入ったな。だが、この次は……!」
(ツヴァイザーゲイン撤退)
カチーナ「あいつら、逃げる気か!?」
レモン「皆さん、戦いはこれからよ。有意義な闘争を楽しみましょう、ふふふ……」
エクセレン「……!」
レモン(またね、エクセレン……)
(レモン機撤退)
リー「ASRS展開! 急速潜行!」
(シロガネ撤退)
キョウスケ「逃がしはせん!」
ウォーダン「キョウスケ・ナンブ……ここから先は通さぬ」
エキドナ「お前達の相手は我々がする」
キョウスケ「ならば、押し通るまで!」
カイ「各機、攻撃を開始しろ!!」
<エクセレンVSウォーダン>
エクセレン「ノイエDCの影で色々動いてたのは、あなた達ってわけね」
ウォーダン「そうだ」
エクセレン「でも……ラミアちゃんはあなたとは違うわ。
あの子は私達を……」
ウォーダン「その通り。俺はW17とは違う……」
エクセレン「!」
ウォーダン「俺はメイガスの剣。シャドウミラーの理想の礎となる
メイガスを守る剣だ」
<キョウスケVSウォーダン>
キョウスケ「闘争が永遠に続く世界……それを創り出すためにお前達は
ラミアをおれ達の下へ送り込み……」
「おれ達をシャドウミラーに組み入れようとしたわけか」
ウォーダン「……そうだ」
キョウスケ「だが、ラミアはそれを否定した……」
「ヴィンデルという男、まだ己の地盤を固められていないようだな」
ウォーダン「大佐の理想はW17の反乱で揺らぐものではない
そして、我が使命もな」
キョウスケ「ならば、お前の使命とは?」
ウォーダン「……」
「立ち塞がる敵を全て斬る。
シャドウミラーではなく、メイガスの真の剣となるために」
キョウスケ「真の剣……!?」
<ラーズアングリフとスレードゲルミル以外の敵全滅
orどちらかのHPが一定以下>
エキドナ「……W15、シロガネから撤退命令が来たぞ」
ウォーダン「承知した」
(ラーズアングリフとスレードゲルミル撤退)
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