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ゼンガー編でのみ登場するライバルキャラクター。
太古の昔、邪魔大王国に滅ぼされた国の王女で、石にされた両親達を元に戻すと言う
約束の代わりに、女王ヒミカによってククル自身に備わっていた巫女能力を
強化され、ヒミカ配下の戦士として戦っていた。

アースクレイドルを壊滅させた張本人で、ゼンガーとは何度も刃を交える事となるが
宇宙における最終決戦で遂にはゼンガーに破れてしまう。
「何故殺さない」と問うククルは問うも、ゼンガーに
「これからは戦士としてではなく一国の王女として生きろ」と言われる。
戸惑いながらも彼女はそれに応じようとしたのだが、その直後に(恐らくゼンガーを護る目的で)
出現したクストース・ケレンによって殺されると言う末路を辿った。
後の第三次αではこの件に関して後悔の念を露にするイルイが見られたりもする。

余談だが、富士原昌幸氏の同人誌では第二次～第三次αとは次元を異にする
α外伝世界にてキッド＝ホーラ一味に用心棒として雇われた彼女が
ジロン達に同行していた外伝ゼンガーと対決する、と言う展開も描かれている。

ゼンガー＝ゾンボルト解析辞典