- アースクレイドル [地名]
プロジェクト・アークの産物で、人類存続の為に建設された巨大なコールドスリープ用施設。
多くの機動兵器とそれを操るマシンナリー・チルドレン、再生の力を持ったマシンセル、
そして自立回路メイガス・システムによって、あらゆる外敵から
中に居る人間の身を護る事が可能。
- AM [機体名]
DCが開発した人型兵器「アーマードモジュール」の略称。
グランゾン、リオンシリーズ、ダブルGシリーズ等はこれに該当する。
- アウルゲルミル [機体名]
北欧神話における原初の巨人の名を冠した、アースクレイドルの中枢機関にして
メイガスの搭乗機。全長60.3m、重量730.9t。
内部に「ブラックボックス」と呼ばれる機関を内臓し、メイガスはそれを利用して時空を超えて
過去へ遡り、重力波襲来による人類滅亡を狙っていた。
イミルアームを使う時に出る、メイガスのカットインは個人的に必見。
- 悪を断つ剣 [その他]
- ゼンガーが自ら名乗る二つ名。
その裏には、戦う術を持たぬ者を護る為の盾の意味も有る。 - ゼンガーがグルンガスト系の機体に搭乗している時の戦闘曲。
- 第3次αでトウマ以外の主人公を選んだ時の
Gガーディアンズ出現時の曲
(但しレーツェルがアウセンザイターに搭乗した後からは剣・魂・一・擲になる)
- アンセスター [組織名]
「地球の先住者=祖先」の意味を持ち、重力波襲来後の未来世界に台頭して来た
恐竜帝国に対抗すべく、ソフィア達アースクレイドルの人間が名乗ったもの。
後にイーグレット=フェフの企みと、それに伴うメイガス・システムの暴走によって
自らを地球の後継者と称し、全人類の抹殺を図る集団へと変異した。
その際にアースクレイドル内の人間は、メイガスと融合させられたソフィアに
マシンナリー・チルドレン達、そしてメイガスに操られたゼンガー以外の
全員が死亡している。
- イーグレット=アンサズ [人名]
ウルズ、スリサズと並ぶマシンナリー・チルドレンの一体。
狡猾な性格で「愚かだねぇ」が口癖。運動性に長ける青のベルゲルミルを駆る。
- イーグレット=ウルズ [人名]
マシンナリー・チルドレンのオリジネイターで、彼らのリーダー格とも言うべき少年。
α外伝の台詞を見る限りでは、最も生みの親であるイーグレット=フェフに
近い人格を備えている様に思える。
強い再生能力と分身能力を備えた白のベルゲルミルに搭乗する。
……が、OG2ではその性能を発揮する事も無くダイゼンガーに一刀両断される。
- イーグレット=スリサズ [人名]
ウルズ、アンサズと並ぶマシンナリー・チルドレンの一体。
攻撃的な性格で「駆除してやる!」が口癖。移動力に長ける赤のベルゲルミルを駆る。
- イーグレット=フェフ [人名]
ソフィアの召喚を受けてアースクレイドルへ来たDCの科学者。38歳。
アースクレイドルを守護するマシンナリー・チルドレンの製作を担っていたが
彼が抱く真の目的は新人類たるマシンナリー・チルドレンとメイガス・システムによる
旧人類の駆逐だった。「良くも悪くも純粋な科学者」だとはレモンの談。
彼の末路は各作品で異なるが、α外伝ではメイガスとソフィアの融合を成そうとした際に
ゼンガーによって殺害され、第2次αではアースクレイドル壊滅の際に
生死・行方共に不明になり、OG2ではウォーダンと相討ちの形になって死亡している。
第2次αのアフターストーリーである「ロスト・チルドレン」では生きていたのだが、
本編においての完結編である第3次αで登場しない辺り既に死んでいる可能性も高い。
(もしくは「ロスト〜」当時では生きていたがα3になるまでに死亡したか?)
ディバイン・ウォーズ19、21話で少しだけ姿を見る事が出来るが
担当声優が居ないからか台詞は無い。
尚、後に続編のジ・インスペクターにて堀内賢雄さんが声を担当している。
彼に限り河野さち子氏ではなく富士原昌幸氏が彼のキャラクターデザインを
担当した事がαファンブックにおいて富士原氏本人の口から明らかにされている。
良く見ると河野デザインにしては余り見ないタイプの顔だったり
服装がシンプルだったりと※相違点が結構多い。
※アギラやクエルボの設定画と比べると分かり易いかと思われる。
- THE GATE OF MAGUS [その他]
スレードゲルミル搭乗時のゼンガー(ウォーダン)及び、イーグレット達が駆る
ベルゲルミルとの交戦時に流れる曲。
そのままメイガスへの道を阻む敵を示す様な題名だが、門は開かれる為に有るのも又事実。
- 斬艦刀 [武装名]
『悪を断つ剣』であるゼンガーの搭乗機には、既に欠かせない物となっている巨大な剣。
全長82mの各所に姿勢制御用スラスターが設置された実体剣・零式斬艦刀と
普段は通常の剣系武器サイズだが、流体金属によって作られている為
一時的に巨大化させる事が可能な参式斬艦刀が存在する。
ダイゼンガーとスレードゲルミルの斬艦刀も参式斬艦刀と同一
(後者はマシンセルによって変異しているが)。
- スレードゲルミル [機体名]
北欧神話に登場する原初の巨人の名を冠した、アンセスターとしてのゼンガー
(OG2ではシャドウミラーのウォーダン)搭乗機でアースクレイドル防衛の要を担っている。
全長53.7m、重量402.3t。
その正体はマシンセルによって変異したグルンガスト参式で、同様に変異した斬艦刀と
ドリルブーストナックルは恐るべき破壊力を誇り、マシンセルによる高い再生能力も備える。
ウォーダンが搭乗するスレードゲルミルは『向こう側』の参式が変異した物。
- ソフィア=ネート [人名]
来るべき人類の危機に備えて、プロジェクト・アークを考案した女性科学者。
中枢コンピュータ・メイガスと自立型金属細胞・マシンセルの開発に携わっている。
α外伝ではメイガスと融合され、第二次αではクレイドル壊滅後に
ククルによって邪魔大王国へと捕われる波乱万丈な運命を辿る。
その上想い合っていた筈のゼンガーとはα外伝では死別、第二位αでは
フラれるも同然な別れ方をされているのは、流石に幸薄いとしか言い様が無い。
OG1と第3次αにおいては完全にチョイ役扱いで話の根幹には関わって来ない。
- 特機 [機体名]
SRWオリジナルにおける、スーパーロボットの総称。
OGキョウスケ編9話で乗っていたリオンと教導隊時代に乗っていたゲシュペンストを除けば
ゼンガー搭乗機は今の所全てコレ。
- 難ルート [その他]
α外伝において、唯一ゼンガーがスレードゲルミル共々仲間として加入するルート。
易・普ルートでは仲間になる事なく死んでしまう。
とは言え、難ルートエンディングを見ていると
どちらがゼンガーにとって幸せだったのかは判断し辛い所なのだが……。
私見としては、結末がどうであれ「生きている以上の幸福は無い」と考えているが。
- ブラックボックス [機体名] [武装名]
アウルゲルミルに内臓された未知の機関で、時空を超える機能を備える。
その正体は、バルマー戦役後に何らかの因果で未来世界に残留してしまった
イングラムの機体・アストラナガン。アウルゲルミルの攻撃・ドグマブラスターで
これが露出するシーンを見る事が可能。
恐らくはこれも不完全版のインフィニティ・シリンダーを発射する物なのだろう。
アウルゲルミルが滅んだ後も残骸状態で残って何処かを漂っていたらしく
クォヴレー(アイン=バルシェム)の搭乗していたヴァルク・ベンと融合しベルグバウへと変異。
その後ベルグバウは強化されディス・アストラナガンと言う名の機体となって
事実上「アストラナガン」としての復活を果たす。
- プロジェクト・アーク [その他]
α外伝及び第二次αでは「バルマー戦役の結果、近い内に地球を襲う大規模な重力波」、
OG世界では「迫り来るエアロゲイターの脅威」から人類を護る為にソフィアが発案した
地底に巨大なコールドスリープ施設を作って、選ばれた人間がそこで眠りにつき
未来まで人類を存続させようと言う計画。
主に技術面ではソフィアとイーグレットが、軍事面ではゼンガーが関わっている。
だが、イーグレットは元々人類存続を目的にしてこの計画に加担していた訳ではないし、
ゼンガーには最終的に「待ち受ける試練からの逃避」と言われるので
ソフィアにしてみれば報われないもイイ所な気がする
(尤も、OG2ではソフィア自らが「待ち受ける試練からの逃避」だと言っているが)。
- ベルゲルミル [機体名]
北欧神話における原初の巨人の名を冠した、量産型ヒュッケバインMk-2がマシンセルによって
変異したアンセスターの機体。全長21.3m、重量50.6t。
主武装はマシンナリー・ライフル及びシックス・スレイブ。
ウルズ・スリサズ・アンサズの3体には他よりも優れた性能を持つベルゲルミルが
与えられている。
漫画「ロスト・チルドレン」でもイングや量産型イーグレットがこれに搭乗している。
- マシンセル [武装名] [品物]
ソフィアがバルマー帝国の所有する自己進化・自己再生能力を持つ
ズフィルードクリスタルの技術応用で作り出した、ナノマシンの一種。
用途は多岐に渡り、核汚染された地域の浄化に始まって機械への再生能力付加、
更にはこれによって構成される人造人間、マシンナリー・チルドレンすら作り出せる代物。
- マシンナリー・チルドレン [その他]
イーグレット=フェフが造り出した、マシンセルによって構成される人造生命体。
α外伝では量産型と、常にメイガスに付き従うウルズ・アンサズ・スリサズの3体が存在する。
機動兵器・ベルゲルミルを駆り、非常に高い戦闘能力を誇る。
彼らを製作する為に、イーグレット=フェフは様々なパイロットの戦闘データを集めていた。
更には彼自身がこれと似た存在になるべく、マシンセルを自らに投与しようと考えていたらしい。
尤も、α外伝ではその前にゼンガーに殺されてしまった訳だが。
- メイガス [人名]
ソフィアが作り出した、アースクレイドルの制御を司る
自律型第七世代有機コンピュータ。α外伝及びOG2ではイーグレット=フェフによって
(恐らくはマシンナリー・チルドレン製作の応用で)ソフィアと一体化されている為
ソフィアと全く同じ外見をしていて、ソフィア本人の人格も内包している。
第2次αにおいては、アースクレイドルがククル達の攻撃を受けている最中に
クレイドルの守護者であるゼンガーを目覚めさせた後、破壊される。
OGのみ、スクール生の教育を行う試作型の『メイガス・ケーナズ』と
OG2の『メイガス』である『メイガス・ゲボ』の2種が存在している。
- メイガスの剣 [その他]
メイガスによって精神操作を受けている時に、ゼンガー(ウォーダン)が名乗る
アンセスター(シャドウミラー)としての二つ名。
- ルーン文字 [その他]
イーグレットの名を持つ者に付けられている名称の元ネタ。
フェフが1番目、ウルズは2番目、スリサズは3番目、アンサズは4番目、イングは
21番目のルーンに該当する。時折ここの管理人がイーグレット=フェフを
「第一ルーン」と呼ぶのはこの為。
余談だが「イング」のルーンが示すイング神は、「フェフ」のルーンが示す
フレイ神の別名と言う説も有るらしい。